一般病棟
患者相談室では、患者さまやご家族の方からの様々なご相談・ご意見をお受けし、ご相談内容に応じて、各関係部署と連携し解決へ向けご支援させていただきます。
3階病棟
急性期後の患者さまを早期に受け入れ、できるだけ早く自宅や施設に退院していただくことを目標に看護を行っています。退院時の状態をイメージしながら患者さまやご家族の笑顔をみたくて、各専門職がそれに向けて協力し合いながら調整を行いっています。
患者さまに寄り添い、丁寧な対応を心がけ、笑顔のある温かい病棟です。主に緊急入院するなど症状が変化する可能性の高い急性疾患の患者さまと、地域の後方支援病院として、急性期病院で治療が落ち着いた患者さまの受け入れなどを対象としています。できるだけ早く自宅や施設に退院していただくことを目標に看護を行っています。退院時の状態をイメージしながら患者さまやご家族の笑顔をみたくて、各専門職がそれに向けて協力し合いながら調整を行いっています。
4B病棟
主に手術を対象とする患者さまが多く入院する病棟です。
整形疾患としては、上下肢の骨折、胸腰椎圧迫骨折、変形性股関節・膝関節症、外反母趾などです。眼科は水晶体再建術が主になります。高齢の患者さまが多いですが、入院時より多職種との連携を行い、患者やご家族の意思を尊重し、退院後の生活を見据え、一日も早い社会復帰のお手伝いができる部署を目指しています。
受け持ち看護師が手術に立ち会うこともでき、術前術後の連携がとりやすく、なによりも患者さまの手術に対する不安の軽減につながっています。
地域包括ケア病床
地域包括ケア病床は、入院治療後に急性期の治療を終えられ、病状が安定し、退院までの最大60日間以内で、在宅復帰に向けた効率的な医療・看護・リハビリを行うための病床です。患者さまと御家族に寄り添い、患者の自立を目指した日常生活支援を、医師・看護師・コメディカル(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士や、退院支援担当者、栄養士など)が、患者さまを中心としたチームとなり支援しています。チームとして、病院と在宅/施設の「懸け橋」となり、地域で安心して生活できる退院を目指しています。
ポストアキュート・サブアキュートの役割を担い、地域包括ケアシステムの機能に貢献します。
入院期間等
一般病棟より地域包括ケア病床へ転室いただく場合は、主治医が判断した患者さまとご家族に提案させていただきます。
ご了承いただけた場合、地域包括ケア病床へ転室していただき、継続入院となります。
入院期間は状態に応じ調整いたしますが、60日が限度と定められています。
入院費用
地域包括ケア病床に入院された場合、一般病棟との入院費の計算方法が異なり、「地域包括ケア入院医療管理料2」を算定いたします。入院費は定額ですが、治療内容によっては自己負担額金が増額する場合もあります。70歳以上の方は月の医療費の負担上限が定められていますので、一般病棟の場合と負担上限は変わりません。
その他
地域包括ケア病床は、原則自宅等へ退院可能な患者さまの病床となりますので、60日間を超えて入院することは出来ません。
- 地域包括ケア病床に関する問い合わせは、医事課、医療相談室へお願いします。
回復期リハビリテーション病棟
脳卒中などの脳血管疾患や、大腿骨などの骨折、外傷などによって脳や脊髄を損傷された患者さまが急性期病院で治療を受けた後、早期にスムーズに在宅復帰出来るよう日常生活動作(ADL)の改善を目的としたリハビリテーションを集中的に行う病棟です。
病床数は40床で入院前にご家族さんに面接を行い、医師をはじめ看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーなどの専門職がチームとなり共同で患者さまにあったプログラム(リハビリ総合実施計画書)を作成し実践しています。
患者さまの状態や家庭環境を踏まえて行う病棟内のカンファレンスに加えて、患者さま・ご家族様・病院スタッフ、またはケアマネージャー等を含めたカンファレンスを行い早期の社会復帰を目指していきます。
主な疾患
- 脳血管疾患、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、脊髄炎、多発性硬化症等の発症後または手術後
- 高次脳機能障がいを伴った重度脳障がい
- 大腿骨、骨盤、脊柱、股関節または膝関節の骨折の受傷後または手術後
- 大腿骨、骨盤、脊柱、股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後
- 四肢切断後義肢装着訓練を要する状態
入院までの流れ
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STEP01
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STEP02
診療情報の提供
現在ご入院中の病院より、医療相談室へ診療情報提供書等を送信してください。
直通FAX
0561-85-6710
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STEP03
判定会議
当院入院判定会議により入院の可否を決定し通知します。
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STEP04
入院
家庭・社会復帰に向けてリハビリテーションを開始します。
カンファレンス
患者さまの状態を多職種で共有し、随時カンファレンスで情報交換を行います。そして今後の治療方針をチームで検討し「リハビリテーション総合実施計画書」を作成します。
患者さまやご家族の希望を聞き取り、相談の上今後の予定や目標を設定し、不安の軽減に尽力しています。
入院期間について
疾患によって入院できる日数の上限が異なります。
- 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷 150日
- 大腿骨、骨盤、股関節、膝関節などの骨折もしくは手術後 90日
- 外科手術、肺炎などの治療の為安静により生じた廃用症候群 90日
- 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の神経・筋・靭帯損傷後 60日 など
退院にむけて
患者さま、ご家族の方の意向に沿って、退院に向けたご相談を承ります。
- 介護保険申請等、在宅サービス利用の確認
- 自宅生活を想定したリハビリテーション
- ケアマネージャー、関係機関との連携
- 家屋調査・環境調整指導
- 福祉機器等の助言・手配
- ご家族への介助方法の指導
- 転院先、入所先の紹介・調整