4階A病棟

職場自慢

回復期リハビリテーション病棟

脳卒中などの脳血管疾患や、大腿骨などの骨折、外傷などによって脳や脊髄を損傷された患者様が、救急病院などの急性期病院で治療を受けた後、早期にスムーズに在宅復帰出来るよう、日常生活動作（ADL）の改善を目的としたリハビリテーションを集中的に行う病棟です。

病床数は40床で入院時に患者様、ご家族様に面接を行い、医師をはじめ看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーなどの専門職がチームとなり共同で患者様にあったプログラム（リハビリ総合実施計画書）を作成し実践しています。

患者様の状態や家庭環境を踏まえて行う病棟内のカンファレンスに加えて、患者様・ご家族様・病院スタッフ・医療ソーシャルワーカー、またはケアマネージャー等を含めたカンファレンスを行い早期の社会復帰を目指していきます。

入院中の生活の場である病棟においても、日常生活動作の全般を見据えた、「廊下を歩く」「食事をとる」「トイレに行く」「お風呂に入る」等を訓練として行っています。明るく楽しい環境で、思いやりの心を大切に笑顔があふれるチームワークが良い病棟です。

ホームページを見た人に一言

当病棟で取り組んでいる内容

①転倒・転落予防

患者様のADL状況に応じて、ベッド周辺の環境をコメディカルと共に設定し、安全に心身ともに健やかな療養環境が送くれるように努力しています。

②排泄ケア

患者様自身が出来る限りトイレで排泄出来る様に、個々の排泄パターンをCST（コンチネンスサポートチーム）が中心となってアセスメントし、排泄の自立に向けた介助・訓練を行っています。

③チーム医療の充実

患者さん個人によって病気の症状はそれぞれ違いがありますが、多くの方が身体的な苦痛と同時に心理的な問題や社会的な問題、精神的な問題を抱えています。
相手にも自分にも耳を傾けることができる、「傾聴」の他、相手の立場に立って相手の気持ちを理解する「共感」といった側面に加え、現在と過去の出来事を照らし合わせ、将来を予想する「先見力」など、さまざまなメディカルスタッフ（医療専門職）が、情報を共有し、患者様の生活の質（QOL）の維持・向上や、患者様の人生観を尊重した療養の実現をサポートできるように日々頑張っています。