部門について
あさい病院、臨床工学科は臨床工学技士4名で構成されています。
一般の方は臨床工学技士という資格を初めて聞くかもしれませんが、近年ますます高度・複雑化する医療分野において、安全かつ円滑に医療を提供する為に、医学的な知識のみならず工学的な知識と技術を持つ専門家として1987年国家資格として誕生しました。
生命維持管理装置（血液透析装置・人工呼吸器・除細動など）の操作及び保守点検を行う医療機器のスペシャリストです。
当院では腎センター業務の他、院内にある輸液ポンプ・シリンジポンプ・人工呼吸器・除細動器の保守点検業務を行っております。
また、透析技術認定士の取得に加え積極的に学会参加する事でスキルアップを図っています。
業務内容
血液透析業務
腎センターでは医師・看護師と連携し通院患者さま、入院患者さまの血液透析を行ってます。
具体的な業務内容として開始業務（穿刺及び機械操作） 透析中業務（機械チェック、バイタル確認） 終了業務（抜針・止血及び機械操作） 各種準備業務（資材準備、プライミング、透析液作成）です。
その他に各種血液検査の結果から、個々の患者さまに適した透析条件の検討や透析装置の点検を行い、臨床工学技士の立場から質の高い透析治療が受けられるよう取り組んでいます。
また、適切な水質管理を行い、患者さまの身体に負担が少ない「オンラインHDF」が可能となっている事に加え、透析治療の安全に勤めており、安心して血液透析療法を受けていただける設備を整えています。
医療機器管理業務
院内にある輸液ポンプ・シリンジポンプ・人工呼吸器・除細動器などの医療機器を安全に使用できるようにまた、機器の性能維持する為に点検を行ってる他、医療現場と医療機器メーカーとのかけ橋を担っています。
