部門について
放射線科は、診療放射線技師6名と同法人 あさいクリニック 瀬戸みどりのまち病院所属の診療放射線技師それぞれ1名を加えた8名により、3施設で協力体制をとり、柔軟に対応できる組織づくりをしています。放射線科では、宏和会の理念を軸として、地域密着型の医療を目標とし、患者さまが安心して検査が受けられる環境を目指しています。チーム医療の一員としての責務を果たし、各診療科に質の高い画像を提供することで、診療を支援しています。瀬戸市・尾張旭市の肺がん検診・胃がん検診・乳がん検診や脳ドック、また、企業検診などの各種検診の画像提供も担当しています。
方針
医療被ばくを低減して、最適な画像を提供する。
検査時間・検査待ち時間の短縮に心がける。患者さまや他職種スタッフとのコミュニケーションの活性化を図る。機器の保守・精度管理を行う。
業務内容
放射線科では、医師の以来のもと、さまざまな装置を用いて撮影し、画像情報を提供しています。また、撮影するだけでなく、診断や治療に役立ち、さらに、患者さまに説明しやすい画像の作成に心がけています。スタッフが毎日ローテーションにより各モダリティを担当して、多様な検査に対応しています。
MDCT(64列)
広範囲を連続して高速で撮影でき、検査の短縮化や患者さまの負担を軽減できます。撮影したデータを画像処理して3D画像として、診断・治療に役立てています。
MRI(1.5T)
磁気共鳴により検査を行っているので、放射線による被ばくはありません。CT検査で判断できない急性期の脳梗塞にもMRI検査では描出することができます。
マンモグラフィ
乳房を圧迫することで乳腺をより画像上見やすく、乳がんなどの乳腺疾患を発見することができる装置です。令和5年2月に装置が新しくなりました。以前の装置と比較して少ない被ばく線量で高画質な画像が得られるようになり、蝕知できないような初期の乳がんも見つけやすくなりました。短時間で撮影できるので、痛みを我慢する時間も短くなりました。圧迫を減圧できる技術を装置が装備しているので、痛みの軽減がきたいされます。女性技師が撮影しています。
骨塩定量
腰椎と大腿骨頚部を撮影し、骨の中にあるミネラル成分量を測定します。骨粗しょう症の診断・治療などのために検査を行います。
その他
一般撮影装置・透視撮影装置・ポータブル撮影装置(移動型一般撮影装置)・外科用イメージ装置(移動型透視撮影装置)を有しています。